ビジネスを成功させる上で「可能性を広げる」という考え方は重要だと思っています。
デジタルマーケティングの世界は、全て数字で表されます。
「売上=客数×客単価」という公式を聞いたことがあると思います。
デジタルの世界ではこれをより細分化できます。
例えば
客数=サイトアクセス数×成約率
サイトアクセス数=サイトリンクインプレッション数×クリック率
成約率=商品ページ閲覧率×カート追加率×チェックアウト開始率×購入完了率
などなど。
これ、実は理論上は無限に細分化できます。
人間の意思決定は、時間連続的に順を追ってなされます。
ページに到達して、最初の商品を見た時に、ちょっと欲しいなと思い、指を動かし、タップし、1スクロールし、カート追加ボタンをタップし、カートページの中身を精査し、チェックアウトページに到達し、順番に個人情報を入力して・・・といった具合にです。
ここで挙げた行動の間にも、思考は進んでいます。
なので、目標とするポイントの直前のフェーズの発生数を最大化する施策と、フェーズの移行が高確率で起きるような施策を両方行うことが重要です。
デジタルの世界に沿って書きましたが、実際これはどんな場面でもそうだと思っています。
行動量を増やし、接点確保率を上げる。
接点数を増やし、接点での成約率を上げる。
これによって可能性を広げるということが、ビジネスの本質なのだと捉えています。