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月商100万円を超える自社ECサイトの特徴を挙げてみる

弊社では「ご相談だけ」という方も含めると月間で20社以上のECサイトの診断をさせていただいております。

その中で、失礼ながら「これで月100万売れてるのか…」と思うようなサイトもありました。

ですがそうやって結果も踏まえて見てみると月100万円以上売れているサイトには、定量的にも定性的にも共通点があることが分かりました。

今回の記事では、主に月商100万円を目指しているEC運営者に向けて、月商100万円越えのECにどのような共通点があるかをご紹介します。

アクセス数は月間10,000以上ある

当たり前ですが100万円以上の販売を達成しているわけなので、アクセス数が相応にあります。

商材にもよりますが、効率よく販売につなげているところでも月間10,000アクセスは集めています。

こちらも弊社調べですが、ざっくりECサイトの売上を図る際、1アクセスあたり100円の価値になるケースが多いです。

そう考えても、100万円売るには10,000アクセスは必須といえます。

集客施策を実施している

10,000アクセスを集めてくる上で、やはり集客施策が重要となってきます。

月商100万円越えのECサイト運営者は、主に次のどちらかの集客施策で成功しています。

WEB広告を実施している

一番多いのがweb広告を実施しているEC運営者です。

大体の場合、1日2000~3000円くらいの広告費から始めて、費用対効果が出てから少しずつ広告費を伸ばし始め、最終的にはかけた広告費の3~4倍の売上を作れるようになる、という経験をたどっている方が多いように感じます。

弊社で広告の支援をして、web広告だけで集客→販売を行っていく場合も、やはりそのくらいの予算管理を行いながらやっていきます。

逆にいえば、web広告しか集客施策をやっていないのに、5万円の広告費で50万くらい売れているとすれば、まだまだ伸ばせるなと判断できます。

SNSで1つ強い集客媒体がある

もう1つのパターンは、強いSNS媒体を持っている場合です。

こちらも商材や、フォロワーの質によりますが、

Instagramであれば3万フォロワー
Youtubeであれば3000登録者

このくらいのアカウントの影響力があれば、そこからの集客だけで100万円は超えてくる印象があります。

動画撮影などの労力はかかりますが、Youtubeはチャンネル運営の切り口次第で3000登録者集めることの難易度は高くないと思います。継続ができていれば十分にいきます。

一方、商品販売者としてのInstagram運用は、フォロワーを集めるのが大変です。

Instagramの特性としては「好きになったからフォローする」です。

なので、買う前にフォローしてもらって、商品の理解をしてもらうというのは、そもそも難易度が高いのです。

最初からファンがいて3万フォロワーいるような方は、ぜひ商品作って販売しましょう。

購入までの導線がシンプル

これまで集客面についての特徴を紹介してきましたが、サイトの作りについてもご紹介します。

最も大きな特徴は「購入までの導線がシンプル」ということです。

以下の記事もぜひ参照いただきたいのですが、少ない努力で売上をあげているサイトは、大体がスムーズに購入までいけるのです。

https://blog.webrica.jp/archives/195

悪い例でいくと

・TOPページからカートに追加できない
・会員登録が必須になっている
・商品説明ページの記載が甘い

この辺りは月商100万を超えるサイトはどこもクリアしています。

まとめ

月商100万円は、起業家が売り出したいと思うだけの自信のある商品であれば、やるべきことさえきちっとやっていけば到達できる最初のハードルです。

ここにあげたことをやり切って、ぜひはじめの一歩をクリアして見てください。