大学時代の同期がキッチンカー事業を始めました。サバサンドを販売していて、他の同期が食べに行った写真を見て、美味しそうだし気になるし、ということで、近くに来た日を狙って食べにいきました。
大学時代、彼がキッチンカーで飲食をやるなんて想像だにしていませんでした。
かくいう自分も、こうして会社経営をしている未来は想像していませんでした。
起業というと「好きなことで生きていく」「好きを仕事にする」「自由な働き方をする」といったイメージを持たれることが多いと思います。
私も一時期、周囲の人から暇人と思われていました。
確かに定時という概念から解放され、自由人っぽくなっていた時期はありましたが、結局定時の概念を自社に導入する上で、自分自身また定時という概念を持たなければならなくなります。
その意味で、独立起業直後より自由はなくなっています。
ただ、それでも「やりたいことはできている」という感覚はあります。
「やりたいことがあっていいね」と言われることもたまにあります。
個人的に思うのは「やりたいこと」というものが具体的に言語化できていない人は多いと思いますが、自分の道を自分で決めてきた人生であれば、それは「自分ではまだ気づいていないやりたかったことができている状態」と言えるのではないかと思っています。
起業して自由人になるのか、より大きなことを求めて不自由を受け入れるのか、安定を得るために不自由を受け入れるのか、自分で選んだ道に納得感があれば良いのだと思います。
サバサンド屋の友人の躍進が楽しみです。
もちろんウェブリカの今後の躍進も楽しみです。