会社の文化という概念があります。
体育会系の会社、若い会社、伝統的な会社、などなど、会社の色はさまざまあります。
ウェブリカという会社はどのような文化か。
正直、まだ文化というものが定まっていないほど、若い会社だと思います。
先日も社員から「どういう会社にしたいのですか?」と問われたことがあります。
良くないのかもしれませんが個人的に作りたい文化というものはありません。
その時いる社員が、文化を醸成していけば良いと思うからです。
軍隊式にしたいとか、わいわい楽しくやりたい、とかそういうことは自分のこだわりとしてありません。
1つあるとすれば、どのような文化も内包する、懐の広い無色透明な組織でありたいと思います。
その時いるメンバーが自らの責任で、他のメンバーに作用して、その連鎖で1つの、他にない文化を作っていけば良いと思います。
ただ、そのベースとなるのは「約束の履行」なのだと思っています。
お客様に対する約束、社内での約束、地域に対する約束、それをしっかり守っていることが、組織が組織であるために、社会人が社会人であるために必要なことです。
実際は、約束を履行しきることは、それほど簡単なことではありません。
ただ、ともすればまとまりや求心力がなくなりかねない、懐の深い無色透明な組織というものは、そこをしっかりと抑えなければいけないのだと思っています。